MusicPack 3on3 でパック化したMP3は、Winamp + Album Playlist Plugin for Winamp 2.x で頭出し再生できます。 [WINAMP PLAYLIST] でアルバム(パック化MP3)を選択すると [ALBUM PLAYLIST] にパック化MP3内の各曲が表示されます。
再生すると曲の進行に伴い再生中の曲名にフォーカスが当たります。 各曲をダブルクリックすればその曲から再生が始まります。(頭出し再生)
パック化MP3ファイルと単体のMP3ファイルが混在していても問題ありません。
設定で [対象ファイル以外の場合は非表示] をチェックしておくと [ALBUM PLAYLIST] ウィンドウの表示/非表示が自動的に切り替わるので便利です。
聴き方のスタイルとしては [WINAMP PLAYLIST] でアルバム(パック化MP3)を複数選択しておいて、 各アルバム内の細かい選曲や再生方法は [ALBUM PLAYLIST] で行なうというイメージでしょうか。
[ALBUM PLAYLIST] ウィンドウで表示された曲は、一時的に再生対象から削除することも可能です。
曲にカーソルを合わせて DELETE キーを押すことで 再生対象の ON/OFF が切り替わります。 表示が消えれば再生対象から除外された状態です。 表示されている曲のみ再生されます。
表示が消えてもカーソルを合わせることで曲名等は確認できます。
再生対象の ON/OFF 状態は同じファイルを選択している間は有効ですが、 再生するファイルが切り替わった後はすべてクリアされます。
通常再生、リピート(アルバム)、シャッフル(アルバム)で有効です。 リピート(シングル)は同じ曲を繰り返し再生するので関係ありません。 シャッフル(全ファイル)は1曲毎にファイルが切り替わるため 設定もクリアされてしまうので意味がありません。
※各再生モードについては後述
除外された曲でもダブルクリックすれば再生可能です。 また、再生中に除外された曲をダブルクリックした場合は 再生対象表示が強制的に ON に切り替わります。
再生対象の ON/OFF 状態は Winamp を終了しても次回起動時に復元されます。 クリアされるのは前述のとおり再生するファイルが切り替わった時だけです。
削除というよりはアルバムから好きな曲を選択して再生という感じですね。
また、上図のように複数のアルバムから適当に選曲して、 自分用のベストアルバムのパック化MP3を作っておいて、 あとは実際に聴く時に気分で選曲し直して再生したりするのに利用しています。
通常再生
先頭から順番に再生します。
アルバムの最後の曲を再生した後はファイルが切り替わります。 切り替わるファイルは Winamp の設定に従います。(次のファイル、またはシャッフル)
リピート(シングル)
選択した曲だけを繰り返し再生します。
リピート(アルバム)
先頭から順番に再生します。
アルバムの最後の曲を再生した後はアルバム内の先頭の曲に戻ります。
(以降はその繰り返し)
シャッフル(アルバム)
アルバム内でランダムに曲を選択して再生します。
(ファイルは切り替わりません)
シャッフル(全ファイル)
選択した曲の再生が終わったらファイルを切り替えます。
ファイルの切り替えは Winamp のシャッフル機能を使用しています。(強制的にシャッフルON)
ファイル切り替え後に [ALBUM PLAYLIST] に表示された曲からランダムに1曲選択して再生します。
(以降はその繰り返し)
ホットキーとは特定の組み合わせのキーを登録しておき、 そのキーを押下した時に Winamp に対して特定の処理を実行できる機能です。 キーの押下は Winamp がアクティブじゃない状態でも有効ですので、 他のウィンドウ上で作業をしながら Winamp を制御することが可能になります。
登録できるキーおよび操作内容は以下の表のとおりです。
キーの組み合わせ
キー1 + キー2 Alt
Ctrl
Ctrl+Alt
Shift
Shift+Alt
Ctrl+Shift
Ctrl+Shift+Alt'0' 〜 '9' 'A' 〜 'Z'
'-' '^' '\' '@' '['
';' ':' ']' ',' '.' '/'
F1 〜 F12
← → ↑ ↓
Enter Esc Space
PageUp PageDown
Home End登録可能な操作
Album Playlist に対しての操作 操 作 説 明 アクティブ化 ウィンドウをアクティブ状態にします ポップアップメニュー ポップアップメニューを
マウスカーソル位置に表示します選択を再生 選択されている曲を再生します 再生/停止 再生中の場合は停止し、停止中の場合は
ハイライト状態の曲を再生します
(再生⇔停止の切り替え)前の曲へ 1つ前の曲へ移動して再生します
(またはシャッフルします)次の曲へ 1つ後の曲へ移動して再生します
(またはシャッフルします)表示/非表示 ウィンドウの表示⇔非表示を切り替えます Winamp に対しての操作 (先頭に * が付いている項目) 操 作 説 明 *アクティブ化 ウィンドウをアクティブ状態にします *ポップアップメニュー ポップアップメニューを
マウスカーソル位置に表示します*ファイルを開く [ファイルを開く]ダイアログをOPENします *ファイルを追加 [ファイルを追加]ダイアログをOPENします *再生 停止中の場合に再生を開始します *停止 再生中の場合に停止します *一時停止 再生中の場合に一時停止します
一時停止中の場合は再生を再開します*前のファイルへ 1つ前のファイルへ移動して再生します
(またはシャッフルします)*次のファイルへ 1つ後のファイルへ移動して再生します
(またはシャッフルします)*シャッフル シャッフルのオン⇔オフを切り替えます *リピート リピートのオン⇔オフを切り替えます *イコライザー イコライザーの表示⇔非表示を切り替えます *プレイリスト プレイリストの表示⇔非表示を切り替えます *巻戻し (※) 再生中の場合に巻戻しします *早送り (※) 再生中の場合に早送りします *音量を上げる (※) ボリュームを上げます *音量を下げる (※) ボリュームを下げます *終了 Winampを終了します (※) の印が付いている操作はキーを押下し続けると連続して処理されます
その他の操作はキーをクリアしているので連続処理は行なわれません
ちなみに私は下図のような登録で利用しています。
他のアプリ(例:メディアプレイヤー)の操作(例:Alt+Enter)と競合する(ホットキーが優先される)場合もありますが、同時に使用はしていないので特に問題はありません。
上記操作の中でも 再生/停止 は一番よく使用しています。 パソコンで Alt+Enter を叩けば再生が始まり、また Alt+Enter を叩けば停止する、 というトグルスイッチになっているので手軽に操作できて便利です。
次の曲へ はシャッフル再生している時に、気分で曲を切り替えるのに使っています。
その他のホットキーについてはそれほど頻繁には使いませんが、あれば便利そうなのを選んで登録してあります。
[ALBUM PLAYLIST] ウィンドウに表示する曲リストの書式は変更できます。
書式は自由に設定できますが、定番と思われる形式はプリセットとして用意しました。
プリセット1
u\示 と アーティスト - タイトル のオーソドックスな形式です。
プリセット2
タイトル を前に配置して アーティスト は括弧内に表示させた形式です。
(ちなみに私はこの書式で使用しています)
プリセット3
u\示 の代わりに トラック を表示させています。
例えば2枚組CDを1つのファイルにパックした場合、 ID3タグのトラックbノ 1-1, 1-2, 1-3… 2-1, 2-2, 2-3… などと入力しておけば、 何枚目のCDの曲なのかを見分けることができます。
編集する値の取得に関しては以下の表のとおりです。
アイテム Cue Pack ZIP/LHA テキスト テキスト欄で設定 アーティスト Cueシートから
取得して設定Packヘッダーから
取得して設定ID3タグから
取得して設定
ID3タグが存在
しない場合でも
タイトルには
ファイル名が
設定されるタイトル アルバム Cueシートには
値が存在しない
ので設定不可ID3タグから
取得して設定トラック 年 ファイル名 Packヘッダーから
取得して設定ファイル名を
取得して設定
各曲の左側に番号を表記したい場合は 表示 をチェックします。
Cue の場合は アーティスト・タイトル のみ設定可能です。
Pack の場合は アーティスト・タイトル・ファイル名 は Packヘッダー から、その他は ID3タグ から情報を取得して設定します。
ZIP/LHA の場合は ファイル名 は圧縮ファイルのヘッダーから、その他は ID3タグ があればタグ情報から取得しますが、ID3タグ が存在しない場合にはタイトルにのみファイル名を設定します。
ID3タグ からの情報取得で ID3v1タグ と ID3v2タグ が両方ある場合は ID3v2タグ を優先します。
すべて同じアーティスト名の場合に表示を省略したい場合は アーティスト の左側に * を付けます。 表示の省略は アーティスト の前後の テキスト も含めて指定できます。